今回の記事は以前三重県で草刈りをした数現場の内の1つの区画のフェンス工事の紹介記事になります。
以前の草刈りの記事は三重県で草刈り&解体撤去作業をご覧ください。
目次
フェンス工事(打ち込みタイプ)
今回のフェンス仕様は支柱杭分離型の打ち込みタイプ(基礎無し)フェンスでm数は全長220mでした。長方形に長い土地で横に約100m、縦に約11mです。地盤に関しては、伊勢方面の地域だったのですが海に近い影響からか元々の地盤がほとんどキレイな砂地でした。
フェンスラインの確認
まずはフェンスラインの確認をします。北側は大きな倉庫があり境界杭もありましたが、南側に境界がなく元請け様に確認すると倉庫側にある既設のフェンスから11mでフェンスを設置との指示を貰いました。どうやら南側の土地も元請け様の土地のらしく、南側の越境などは気にする必要が無くなりました!がここでもう一つの問題発生!北側の倉庫にはフェンスが設置されているのですが、フェンスが長年フォークリフトなどで押されて太陽光発電所側に倒れて越境している状態でした。
さすがに倉庫側に何とかしてとは言えないので、元請け様に相談後倒れているフェンスギリギリのラインで設置する事に。これでフェンスラインは決定!
フェンス杭の打ち込み
フェンスの杭の打ち込み作業にはいります。まずは境界から少し内側に起点となる杭を打ち、水糸を張ります。横に100mと長い距離なので水糸が風の影響をうけやすく糸垂れもしやすいので25m刻みで起点を作ります。この作業をするとしないとでは仕上がりに影響するので結構重要な作業です。
水糸にそって杭を仮打ち後、杭打ち機で本打ちします。周辺地域で何度も工事はしましたが、この現場だけは砂地なのにやたら固かったです。もしかしたら地盤改良がはいっているかもしれないですね。
支柱
フェンスの杭が打ち終わったら支柱作業にはいります。先程打込んだ杭に柱を立て、高さを合わせます。
今回の現場は敷地がほぼフラットでしたのでかなり楽に高さ調整はできました。高さ調整後柱にフェンス用のJフックを仕込みます。
フェンスの網を張る
今回の網の高さは1200mでした。ほぼフラットに高さ調整できましたのでフェンスを張る作業はかなりスムーズに施工できました!コーナーを仕上げて網を張る作業は完了です!
門扉の設置
今回の門扉は支柱杭一体型の打ち込み式門扉です。普段通り門扉を打込んでいくと…
打撃の振動で門を掛ける所がとれました!中国製のフェンスなので溶接があまく支柱のボルトが取れたりした事はありましたが、門扉の溶接がこんな風になったのは初めてです。
この場合の対応は、中国から新しい門扉を送ってもらうか、自分で溶接するかの2択になります。今回のような不良品に対しては、ほとんどの中国メーカーは対応が早いです。文句一つ言わず交換対応してくれます(当たり前ですが)ちなみに中国から送ってもらう場合は最短で2週間位かかります。今回は元請け様と相談後に後日溶接する事になりました。
門を溶接して工事完工となります!
今回の現場は折れ点(コーナー)も4箇所のみで敷地もフラットでしたのでかなりキレイな仕上がりになりました。
最後に
今回は三重県での太陽光発電所のフェンス工事の一部を記事にしてみました!最後まで読んでいただきありがとうございます!フェンス工事のみなど分離発注も可能ですので、太陽光発電所の工事の事ならお気軽に弊社までご連絡ください!