2022年10月
今回の記事は、北海道で施工した基礎無しフェンス工事の紹介です。場所が北海道という事もあり積雪や除雪対応でフェンスの支柱に控え(やらず)が入る仕様になってました。
フェンスラインの位置出し
まずはフェンスラインの位置出しからスタートです。事前に測量された現場だったのである程度のフェンスラインは元請けさんが出してくれていました。水糸を張り杭を打ち込んでいきます。この作業でフェンスの仕上がりの大部分がきまるので、しっかりと水糸に対して真っ直ぐ打ち込みをしていきます。
普段のフェンスの杭打ちは、丸善のパワーユニットで打ち込んでいきますが、今回の現場は重機も通れる広さがあったのでバックホーのバケツで圧入する事にしました!
地盤も良くスムーズに作業が進んでいきます。
柱を立ててレベルを合わせる
杭に柱をさして高さを合わせる作業に入ります。特に指定がなければ極力フラットに合わせるのですが、小動物対策で地面から7cm以下にしてほしいと言われていたので地盤が低い場所は高さを下げていきます。
次に控え(やらず)の杭を打っていきます。基本的に積雪対応フェンスの場合は全支柱もしくは1つ飛ばしで控えが入ります。スケールで距離と高さを合わせ、バックホーのバケツでうちました。
網の設置作業
支柱関係の作業後、フェンスを張っていきます。
中国製の高さ1800mmのフェンスだったのですが、積雪仕様なのか分かりませんが、普段施工する一般的な中国製フェンスより重たく、しっかりとしたフェンスでした。
門扉の設置
最後に門扉の設置をしていきます。
大きさは1500mm✕2の3m門扉になります。外開き内開きどちらも対応可能な門扉でしたので元請けさんに確認後、外開きで設置する事に。
打ち込みタイプのフェンスでも3m以上であればローソク基礎などをいれる事が多いですが、今回のフェンスは基礎なしでした。自重で倒れないように控えや引っ張りがあり中国製のフェンスにしては、かなりしっかりした門扉でした。
太陽光発電所の基礎なしフェンスや簡易フェンスの事などは、お気軽にご相談ください!
2023年7月11日
積雪フェンス設置後の経過記事を追加しました!詳しくは積雪対応フェンスのその後をご覧ください!