今回は2022年に九州で施行したソーラーカーポートの工事を紹介します。
最近は太陽光付き駐車場の設置工事が増えてきています。色々なタイプのソーラーカーポートがありますが、そのうちの一つを今回は紹介していきます。
今回のカーポートは折板屋根の上に太陽光パネルを設置するので、搭載型ソーラーカーポートになります。
一体型ソーラーカーポートの記事は【ソーラーカーポート】ネクストエナジーDulight(デュライト)の工事をしてきました！を、ご覧ください。
今回はコンクリート基礎工事は弊社での施工ではなく、コンクリート基礎工事完工状態からの工事になります。
アンカー工事
今回使用したのはm12のケミカルアンカーです。しっかり施工すればオールアンカーよりも強く引っ張り強度も軽く1t以上出る優れものです。
化学の力は偉大です。
架台設置
アンカー工事後に架台を設置していきます。
今回の仕様はアルミ架台になります。ソーラーカーポート用だけあって柱もしっかりしてます。基本的な設置方法は野立ての太陽光架台とあまり変わりません。違う所と言えばカラー鋼板の屋根（折半屋根）がつく所くらいです。
折半屋根の取り付け
架台の設置終了後に折半屋根を取り付けていきます。取り付け時の注意する事は折半屋根の角度です。物にもよりますが、折半屋根自体が多少の歪みがある場合が多く、架台からのスケールアップで設置していくと仕上がりが悪くなりますので、屋根は屋根で角度を切り直し、タッピングビスで固定していきます。タッピングビスは強く打ちすぎると屋根が凹み、弱すぎると雨漏りの原因になるので注意が必要です。屋根の取り付け後に太陽光パネル設置用のレールを固定していきます。
設置後はブロワーなどで切粉を掃除します。切粉が残っている状態だと、すぐに貰いサビで折半屋根がサビますので注意が必要です。
太陽光パネルの設置
パネル用レールにパネルを設置していきます。屋根設置になりますで同時に整線もおこないます。夏場はかなり屋根が熱くなりますので屋根にケーブルがつかないように整線していきます。MC4コネクタも直射日光をうけないように整線します。
電気工事
宅内、屋外共に電気工事をして終了となります。（今回は書き手に電気工事の知識がないため割愛します）