彦根でスクリュー基礎工事

2015年09月22日

今回の工事は造成済みの土地にスクリューを打込むお仕事です。60kw案件で打ち込むスクリューの本数は63本でした。

DSC_0180

パッと見ですが奇麗に造成、砕石しているように見えますが・・・

DSC_0187 DSC_0189 DSC_0190

北面の防草シートはのり面に対して全く杭止めしていない状態(笑)

盛り土部分からは巨大な石やガラがゴロゴロと見えています。砕石も私の頭髪より薄く敷いているのでシートが見えてしまっています。

造成済みの工事で典型的な悪いパターンですね。

造成を行った工事会社が、おそらく地元の業者だったのでしょう。普通の土木工事会社であれば、まさか盛り土の上からスクリュー杭が1300cmも地中に入るなんて事は思いませんから。基本は残土を使うので何も言わなければ、ガラも石もバンバン入ります。

砕石の薄さと防草シートの適当さは施工店が完全に悪いと思いますが、ガラまみれの盛り土は、発注業者さんが事前に地中1300cmに杭が入るので石やガラは極力地上1300cm以内には入れないように!と発注書の備考欄にでも書いておけば解決できたかもしれないですね。

今回の案件は、造成済みの上に防草シートが設置されていたので地中でスクリュー杭が石などにあたってしまった場合はアイオン導入が確定してしまいますので、正直不安でした。(シートがめくれてしまうので掘削などの対応が出来ないため)

基本的に追加費用無しでの対応を求める昄社さんが多いのですが、こういう防草シートが引いてあり砕石がいれてある現場は、何もおこらなければ費用は掛かりませんが、地中で当たった場合などの対策は、必ず費用が追加で掛かると思ってください。(アイオン導入費用・当社の場合。)

さてマイナスな発言が多くなりましたが、まずはポイント出しからスタート!

DSC_0183

土地の面積もゆとりがあり、すんなりとポイントが出せました!

DSC_0191

写真ではスクリューが奇麗に入っているように見えますが・・

DSC_0185

こんなに曲がって入ってしまってる所がいくつかあります。まぁあの盛り土ですので最初からこうなる事は分かっていましたが・・・アイオン導入NGのため無理矢理斜めであろうが打ち込みます。

この状態での結構あるトラブルは、スクリューの基礎工事と架台の組立が別の業者の場合、こんな斜めじゃ組立が出来ないと言ってくるパターンです。

特に組み立て専門でやってる所は、この手のパターンをよく聞きます。

じゃあ実際どうなの?ってところですが、まずは強度の問題から説明すると斜めに入っていても強度は1t以上でます。

ほとんどのアルミ架台メーカーの設計は強度計算500kgで計算してるので全く問題ないでしょう。

組めるかどうかについては、組めます。組みにくいだけであって全然余裕で組めちゃいます。

唯一の問題は見た目に不細工な事です。ちなみに今回は組める範囲での傾斜でしたが、スクリュー杭のポイントから20cm以上ずれて入ってしまった場合は、防草シートを破っての掘削か、アイオンを導入するしか手はありません。

 

幸いここの現場は組み手として私が入るのでトラブルとは無縁ですが。(架台の組立時の日記もアップ予定です。)

本来であれば盛り土造成した案件でこんなに斜めになる事はありませんが、太陽光発電における造成は、地元の土建屋さんでは無く 太陽光発電に携わった事のある会社に発注するのが無難でしょう。

産業用太陽光発電は基本的に20年間以上は残るものですので、昄社さんには施主さんのためにもその辺の業者の選定をしっかりしてほしいですよね。